首の症状

首の骨（頚椎＝けいつい）とは頭蓋骨を支える首の７つの骨を指します。

首の骨は、重さが６〜８キロもある頭を支えています。
頚椎からの神経は、後頭部や頸部、肩甲骨や肩周囲、上肢（腕・手）などに広がってます。その為、ゆがみなどの大きな負担が原因で、障害で手のシビレや感覚の異常や痛みが起こることがあります。
また、脳への血流である椎骨動脈が頚椎を通るので、その部位にゆがみや負荷がかかっていると血流が悪くなり、頭痛やめまいの症状がでる場合があります。強い衝撃などでダメージを引き起こしやすい場所です。
首には、日頃から大きな負担がかかっておりますが、加齢によって首の筋肉や弱くなって来たり、運動不足で首をあまり動かさなかったり、姿勢の悪さや、現代社会特有でもあるスマホを操作する姿勢や、長時間のゲームなどを行なっていると、首の筋を違えたり、こりから筋肉痛を起こしたりします。
様々な神経が頚椎の中心にある神経幹から枝分かれした神経が肩や腕、足などへ繋がっており、頚椎が変形すると、首の痛みだけではなく、肩の痛みや手の痺れ、足のしびれや排尿障害までも起こすことがあります。
交通事故などで、足がしびれているや肩が凝るなどは、実は首が原因の時が少なくないのです。

むちうち (頚椎捻挫) 損傷

むちうち (頚椎捻挫)とは、交通事故などによる強い衝撃で、首の骨である頚椎（けいつい）が、鞭のようにしなる動きをすることによって首の筋肉や、神経、靭帯や椎間板などが、過度に伸展（圧迫）され、損傷することで、首、肩、腕の痛み、頭痛の他、目まいやふらつき、耳鳴りと言った症状・機能障害・腕の筋力低下などの症状が起こります。

むちうち (頚椎捻挫)の場合の診断書に記載される傷病名はさまざまで、「頚椎捻挫」、「頚部挫傷」、「外傷性頚部症候群」、「頚椎神経根症」、「頚椎椎間板ヘルニア」、「脊柱間狭窄症」などと記載されます。

むちうち (頚椎捻挫)の症状

むちうち (頚椎捻挫)の代表的な症状は次の通りです。

• 痛み（首、頭、頚椎、腕）
• コリ・固く重い（首、肩、背中）
• 首が回らない・動かすと痛い
• 吐き気
• めまい・目のかすみ・目の疲労感
• 握力低下・足や指先のまひ
• その他（だるさ、痺れ）

このように、むち打ちでは首が痛むだけでなく、周辺も痛むことが少なくありません。

むちうち (頚椎捻挫) の治療

損傷が軽度の場合でも、首は身体の奥に関節があるため、翌日から一週間位の間に徐々に痛みが現れてくることもあります。受傷初期の急性期の安静は大切であるとされています。受傷日に症状が軽くとも2～3日は安静にしてください。それから早めに受診をお勧めします。

当院では、手技治療・電気治療・温熱治療・運動療法など一人一人症状と経過にあった治療を行います。
軽い症状なら3ヶ月程度で治癒。
大きな事故などでしたら６ヶ月以上続くときもあります。

頚椎椎間板ヘルニア

背骨をつなぐクッションの役割をしている椎間板が飛びだして、神経根の圧迫、脊髄の圧迫をすることで、手のしびれや痛みが起こります。

悪い姿勢での仕事やスポーツなどにより圧迫が強くなり症状が増悪するので、頚椎カラーなどを用い伸展位（首を後ろに反る）を避けるとともに、姿勢改善を目的として身体全体をトータルに治療していきます。

頚椎椎間板ヘルニアの治療

背骨・骨盤の矯正を行い、かつ特殊電気を行い深部にある神経・筋肉の血流改善を図り、身体全体をトータルに治療していきます。
痛みやしびれの治療の原則は早期治療です。痛みやしびれなどの症状でお困りのことがございましたらまずはお気軽にご相談下さい。

寝違え

「寝違え」という言葉は、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。睡眠中に首や肩に痛みを感じ、起き上がると体が思うように動かせない、そんな経験です。今回は、寝違えの原因や症状、対処法について詳しく解説します。

寝違えとは？

寝違えとは、睡眠中に首や肩に過度の負担がかかることで、朝起きたときに痛みを感じる状態を指します。医学的には「急性疼痛性頸部拘縮」と呼ばれます。寝違えの原因は様々ですが、多くは筋肉の急な緊張や関節への負担が考えられています。

寝違えの原因

寝違えを引き起こす原因として、以下のようなものが挙げられます。

• 無理な姿勢: 睡眠中に長時間にわたり、首や肩に負担のかかる姿勢をとることで、筋肉が圧迫され、血行が悪くなることがあります。
• 枕の高さ: 枕が高すぎたり低すぎたりすると、首の骨に負担がかかり、関節に炎症が生じる可能性があります。
• 身体の冷え: 睡眠中に体が冷えることで、筋肉が硬くなり、寝違えが起こりやすくなります。
• 疲労: 前日の運動や仕事による疲労が、筋肉の緊張を高め、寝違えを誘発することがあります。
• ストレス: ストレスは筋肉の緊張を高め、寝違えのリスクを高める要因となります。

寝違えの症状

寝違えの症状としては、以下のようなものがあります。

• 首や肩の痛み: 痛みは、鈍痛から鋭い痛みまで様々です。
• 首の動きが制限される: 特定の方向に首を動かすと痛みが増強し、可動域が制限されます。
• 肩や腕の痛み: 首の痛みとともに、肩や腕に痛みや痺れを感じることもあります。

寝違えは、日常生活で多くの人が経験する痛みですが、適切な対処を行うことで、症状を軽減することができます。しかし、症状が長引く場合は、自己判断せず、必ず医療機関を受診するようにしましょう。

「首が痛い」「肩が凝る」「頭痛がする…」そんなお悩みをお持ちではありませんか？
日常生活の中で、私たちは様々な原因で首に負担をかけています。長時間のパソコン作業、スマホの使いすぎ、寝具との相性が悪いなど、原因は様々です。この様な状態が続くと、首の痛みだけでなく、頭痛や肩こり、集中力の低下など、様々な不調を引き起こす可能性があります。

北九州市の さわやか整骨院では、そんなあなたの首の痛みを根本から改善へと導きます。

当院では、長年の経験と実績に基づいた、患者様一人ひとりに合わせた丁寧な施術を行っております。むちうち症や寝違えなど、様々な原因による首の痛みでお悩みの方々に対して、専門的な知識と技術で治療を行います。

• むちうち症で悩んでいる
• 寝違えが頻繁に起こる
• 首の痛みで日常生活に支障が出ている
• 他の治療院で効果がなかった

このようなお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度、北九州市のさわやか整骨院にご相談ください。

あなたの快適な毎日をサポートいたします。